日中学院校友会HOMEへ戻る

日中学院校友会1986-2006年の活動報告

 1986年3月,日中学院は創立35周年を迎え,「会員相互の親睦交流を深める」とともに「日中学院を賛助し,日中友好のかけはしとして中国語及び中国文化等の研究・普及活動に寄与することを目的」として,日中学院校友会が設置されました。校友会結成を呼びかけた案内状『日中学院関係者のみなさまへ』に、この間の経緯が述べられています。  校友会は、発足当初から非事業部門(校友会本部)と事業部門(校友会事業部〔教育研究所〕当初は翻訳通訳部)の二本柱で構成されており,創立時に運営に関わられた方に伺うと,初年度はまず組織づくりから着手されたとのことでした。ここでは本部の2006年までの活動について報告します。


日中学院関係者のみなさまへ

 

 日中学院はこの4月に創立35周年を迎えます。記念行事のひとつとして今夏には「友好の船」を組織して訪中する計画もすすめているところです。
 神田の東方学会ビルに倉石中国語講習会が誕生してからの35年の歳月は順風のときばかりでなく幾多の風雪に見舞われました。そのさいみなさまから賜った物心両面のご援助は計りしれぬものがあります。さいわい昨年から新しい校舎に移り,日中友好会館の一部としてあらたなステップを踏みだしました。しかし今後いっそうの充実をはかるためには,なおさまざまな課題に取り組んでいかなければなりません。私どもは倉石武四郎先生・藤堂明保先生のかかげられた理念を受けついで,学院を中国語教育・中国研究のセンターたらしめるべく,21世紀をめざしてまいりたいと考えております。
 日中学院の発展については,創立以来,学院の教職に就かれた方々,ここに学ばれた方々,いろいろな形でかかわられた方々が,校友会に相つどい,私どもの事業を恒常的に見守り,随時ご助言くださることが大きな力になると信じます。日中友好の「架け橋」をますます堅固なものにするために,創立35周年を期してぜひとも校友会結成にご協力くださいますよう,ここにお願い申し上げます。

1986310
日中学院院長 安藤彦太郎

 数年間の試行錯誤を経て,ようやく校友会本部の活動方針も固まりました。毎年の活動は,講演会,日本語科留学生との交流会(バスツアー),中国旅行が定番となりました。とくに,1993年度から始まった『長谷川先生と行く中国旅行』は,毎年大好評を博しました。先生は,ご高齢(失礼!)にもかかわらず,先頭に立って当地のさまざまな知見をご披露されました。バスの車内での解説や食事の際の料理に対する先生の薀蓄ぶりはまさに絶品でした。

 最近の数年間は,文化祭にも参加,平松理事のご指導により,ピースリーディング(出演者が一行ずつ中国語・日本語訳の詩を朗読)やおにぎりやさんの出店,中国写真展)校友会旅行の撮影写真展示)を行っております。

 校友会は,日中学院・倉石中国語講習会に在籍した方,教職員および学生で本会の目的に賛同する方は誰でも入会できます。

以下に本部活動の概要をまとめました。



1986:  3月日中学院創立35周年を迎え,「会員相互の親睦交流を深める」とともに「日中学院を賛助し,日中友好のかけはしとして中国語及び中国文化等の研究・普及活動に寄与することを目的」として日中学院校友会が設置された。創立総会で初代会長武田大典氏,副会長棗田金治氏を選出。
 校友会は非事業部門(現在の校友会本部)と事業部門(現在の校友会事業部当時は翻訳通訳部)で構成され,初年度はまず組織づくりから着手した。
1987 -91:  創成期の校友会は,学院が行なう文化祭や講演会など後援(非事業部門)する一方,事業部門において翻訳通訳の受注,中国短期留学,帰国者日本語教室などの多面的な活動を行った。校友会の後援,3講師(菊池昌典・中生勝美・福本勝清氏)による連続講義「1949年中国革命から天安門事件まで中国現代史を語る」が行われた。
 1990年6月 長谷川良一先生が第二代校友会会長に選任された。90-91年に「校友会通信」を発行。
*以下においては非事業部門の校友会活動について報告する。   
1992:  今年度は会員名簿の作成と長谷川良一先生の講演会を開催した。
 2003年3月,かつて倉石中国語講習会で長谷川先生の講義を受講した有志により『香港-広州の旅』行われる。
1993:  今年度は『長谷川先生と行く“胡同の北京”“開発の大連”』(参加60名)などを行った。
1994:  今年度は『長谷川先生と行く“明・清の北京”“民間工芸の天津”』,日本語科留学生との一日交流バスツアー,陳真先生の講演会『老北京微縮景園見聞記』などを行った。
1995:  今年度は『長谷川先生と行く“早春の紹興-魯迅の故郷を訪ねて”』、日本語科留学生との一日交流バスツアーなどを行った。
1996:  今年度は『長谷川先生と行く“ゆったり西安5日間”』参加52名),陳真先生の講演会『陳真先生の日本語・中国語こぼれ話』,長谷川先生の『ご苦労に感謝し今後の更なるご活躍を期待する会』などを行った。なお,日本語科行事の『留学生のためのホームスティ・ホームビジット』協力を呼びかけた。
1997:  今年度は『長谷川先生と行く“明・清の面影を残す江南水郷周庄と蘇州の旅”』(参加45名),日本語科留学生との一日交流ハイキング『南多摩の農園で梨とぶどう狩り』、長谷川先生の『中国の音楽』鑑賞会などを行った。
1998:  今年度は『長谷川先生と行く“長江クルーズ・歴史の旅”』(参加77名),日本語科留学生との一日交流バスツアー『TEPCO地球館とサッポロビール千葉工場見学』,長谷川先生の講演会『発音教授法』などを行った。1998年6月第二代校友会副会長に久保ヤヱ子理事が選任された。
1999:  今年度は『長谷川先生と行く“雲南少数民族と長江上流を訪ねる旅』(参加45名),日本語科留学生との一日交流バスツアー『わたらせ渓谷と足尾銅山の旅』,中国大使館邱参事官の講演会『NATO軍のユーゴ空爆って何!』などを行った。
2000:  校友会活動:今年度は日本語科留学生との一日交流バスツアー『南房総元名海岸と鋸山ハイキングの旅』,講演会などを行った。なお、2001年8月に日中学院創立50周年記念北京大会及び中国旅行が実施されることになり,今年度は校友会中国旅行を中止することとした。
2001:  今年度は日中学院創立50周年記念行事(8月北京大会および中国の旅・11月東京記念集会)に全面的に協力,学院との共催で沼尻勉氏『上海浦東IT世界戦略基地の実像』および野田英二郎氏『日本の歩みとアジア』の講演会を2回行った。
  *2001.8日中学院創立50周年記念中国旅行
 A:福建省土楼を訪ねて
 B:黄土高原と延安を訪ねて
 C:大同と平遥を訪ねて
 D:東北周遊の旅
2002:  今年度は『長谷川先生と行く“世界文化遺産安徽省古民家群と新上海百万元の夜景を訪ねる旅”』(参加40名),日本語科留学生との一日交流バスツアー『秩父ぶどう狩り・長瀞ライン下りと温泉の旅』,竹内実先生『中国 コオロギのすもうから五丈原まで』および小田富裕子さん『中国留学体験記』の講演会を2回行った。
2003:  今年度は日本語科留学生との一日交流バスツアー『鳩ノ巣渓谷ウオーキングと温泉の旅』,大谷龍司さん『「延安の娘」上映に迫る』および小島麗逸先生『中国 新しい文明をつくるか 第16回大会を読む』の講演会を2回行った。
 なお,SARSの行方を見極めるため、『長谷川先生と行く中国の旅』を2004年9月に延期することとした。
2004:  今年度は『長谷川先生と行く“四川省の自然遺産を訪ねる旅』(参加28名),日本語科留学生との一日交流バスツアー『河口湖からの富士山眺望と温泉の旅』,田村宏嗣記者の講演会『華人社会の今日と明日 アジアのなかの中国と日本』,さらに文化祭初参加としてピースリーディング(中国語による朗読),おにぎりやさん出店,「今日の中国」写真展を行った。なお,7月の校友会総会で「日中学院校友会会則」の一部改正が承認された。
2005:  今年度は『湖南省の世界遺産と古城の歴史を訪ねる旅』(参加14名),日本語科留学生との一日交流バスツアー『三浦半島みかん狩りと船の旅』,趙軍先生の講演会『趙軍氏が語る歴史問題からみた最近の日中関係』,さらに文化祭においてピースリーディング(中国語による朗読),おにぎりやさん出店,「今日の中国」写真展を行った。2005年6月,第三代校友会会長に名和巌郎理事,同副会長に藤田理事が選任された。
2006:  今年度は日中学院創立55周年・校友会設立20周年を迎え,10月に学院と共催で『大同窓会』を企画,鋭意準備中である。例年どおり日本語科留学生との一日交流バスツアー『養老渓谷と大喜多城・城下町散策の旅』を行うほか,文化祭は『ピースリーディング』(中国語による朗読)および校友会中国旅行の写真展に参加。中国旅行は2007年3月に行うべく立案中である。

2006年9月11日 校友会 名和巌郎 記